当たり前の幸せを何かと勘違いして
生きてきた時間を心から深く見てる
大切なものを見落として気付けなかった自分を
優しい秋風が今でも吹き続けている
いつかは 夢になって
あなたのところへと 駆けつけて行くよ
消せない過去の傷を 早く見つけて
癒してあげるから
あなたの風になりたくて そっと髪をなびかせてみたくて
小さな夢を今でもずっと抱えてる
覚えていたいあのときの場面を 忘れてしまった昔の恋を
小さな風に乗せてそして空を見て笑った
自分の記憶を辿りながら
疲れ果てた人生を毎日過ごしている
人々を見てると心から深く悲しむ
二人で歩んでいた道を今はもう別々になって
ささやかに描いた言葉さえ涙になる
愛しく 思えるほど
あなたの生き方は 色付いて見える
涼しい秋の奇跡 静かな至福を
味わい続けながら
愛は形を失うけれど 心にはいつも響いている
汚れた世界さえ光輝いたものとなる
愛しいあなたを見失ってから たくさんの時が流れたけれど
今もかすかに残ってる優しさを
生きてく力に変えていくよ
秋の景色に 何故か涙が出た
一緒に悲しむことを季節はしてくれた
あなたの風になりたくて そっと頬を撫でる恋がしたくて
祈るような毎日に寂しい心は募るけれど
覚えられないあのときの気持ちを 忘れられないあなたとの別れを
小さな風に乗せてそして空を見ながら去った
自分の記憶を辿りながら
自分の気持ちを探しながら