・春風






暖かな春風を受けて ぼくはまどろんでた
昨夜見たあのころの景色を 思い返してた

いつでも何かに縛られて 生きていて
思いを言葉(かたち)にすることさえ 恐れた

ぼくらは描いてた景色への旅路の途中で 人知れずに涙を流した

あのころの描いていた夢は どんな色だったの?
麗かな春の日差しのように 輝いていたかな?

何をするわけでもなく日々を 生きていて
流れる周りと自分をただ 見ている

眠れない夜窓から差し込む月の光の元で 消え逝くことを願っていた

朝目覚めて見上げる青空 どこまでも続いて
頬を撫でる風に生きている 幸せ感じた

こんな毎日の中で 歳をとって行き
守るために現実を選ぶのだろうか?

今ある自分の想いを大切にしながら いつか夢を叶えたいな

すべての人に幸せをなんて 大それた物じゃなく
ふと心を軽くすることが 出来ればなんてね

日常の柵にまみれて 疲れきった人を
柔らかく優しく包み込む 春風のように・・・